患者さまの安全を第一に考え、当院では徹底した院内感染防止対策を実施しています。歯科治療器具は患者さまごとに交換または専用機器で洗浄・滅菌し、感染リスクを最小限に抑えています。また、十分な設備と機器を整え、感染防止研修を受けた常勤の歯科医師とスタッフが在籍しています。
当院は、医療安全に関する専門的な知識を持つ医療スタッフが在籍し、チームでの医療提供体制を整えることで、安全な診療環境の維持に努めています。さらに、緊急時に備え、他の保険医療機関との連携体制を整えています。
当院は保険医療機関として、以下の取り組みを行っています。初診料の施設基準に係る届出を行っており、医療スタッフが連携して感染対策に取り組んでいます。各治療ユニットには、治療中に発生する細かい粉じんを吸引する設備を備え、空気感染のリスクを軽減しています。
訪問診療料を算定した患者様の治療時に、下記の疾患に該当する患者様の歯科治療時における全身状態の変化などを把握するため、血圧、脈拍、経皮的動脈血酸素飽和度(SpO₂)をモニタリングする体制を整えています。
当院では、院内に咀嚼能力測定用のグルコース分析装置(グルコース含有グミゼリー咀嚼時のグルコース溶出量を測定するもの)を備えています
歯ぎしりが強く疑われる患者さんを診断するための、歯科用筋電計を備えています。
3根管以上の複雑な解剖学的根管形態を有する歯に対して、歯科用3次元エックス線断層撮影装置を用いて得られた画像診断の結果を踏まえ手術用顕微鏡を用いて根管治療を行い加圧根充を行った場合に加算されます。複雑な根管治療を行うために、手術用顕微鏡を設置しています。”
歯科医師と歯科技工士が対面で色調採得及び口腔内の状況を確認し、その情報を補綴物の製作に活用しています。
歯科技工士連携加算1及び光学印象歯科技工士連携加算
当院では歯科補綴治療に係る専門の知識及び3年以上の経験を有する歯科医師が在籍し、光学印象に必要な機器を備え、歯科医師と歯科技工士が対面で口腔内を確認してCAD/CAMインレーを製作しています。
当院では、CAD/CAM(コンピュータ支援設計・製造)システムによる白い冠やインレーの治療を保険診療で提供しています。
継続管理が必要な歯科疾患をお持ちの患者様に対して行う口腔管理と、疾患の再発防止・重症化予防を目的とした管理です。患者様と協力しながら管理計画を作成し、定期的な口腔管理を行います。
レーザー治療の専門知識と3年以上の経験を持つ歯科医師が在籍し、口腔内の軟組織の切開、止血、凝固および蒸散が可能なレーザー機器を設置して治療を行っています。
装着した冠やブリッジについて、2年間の維持管理を行っています。対象となるのは「チタン冠」「レジン前装チタン冠」「非金属歯冠修復(レジンインレーを除く)」「CAD/CAM冠」などです。”